この記事ではエンティティ(プレイヤーやブロック)の情報を確認・操作できる「data」コマンドの使用方法を紹介します。
エンティティ(プレイヤーやブロック)の情報を確認・操作できる
「data」コマンドはエンティティ(プレイヤーやブロック)の情報を確認・操作できます。マイクラのエンティティはNBTデータという独自のデータとして、情報を保持しています。「data」コマンドでこの情報を確認したり、変更することができます。
※上記は「座標(-8,-60,-38)に中身が空っぽのチェストが設置されている」ことを意味しています。
コマンドの使い方
データを表示する(確認する)
ターゲットのデータを取得する
data␣get␣entity␣ターゲット
- ターゲット
-
データを確認したいターゲット
ブロックのデータを取得する
data␣get␣block␣X座標␣Y座標␣Z座標
- X座標
-
データを確認したいブロックが設置されている座標(X座標)
- Y座標
-
データを確認したいブロックが設置されている座標(Y座標)
- Z座標
-
データを確認したいブロックが設置されている座標(Z座標)
チェストの中身を取得条件に加えることも可能です。
/data get block -8 -60 -38 {Items:[{Slot:0b}]}
※スロット1→「0b」、スロット2→「1b」で指定可能
ストレージのデータを取得する
data␣get␣storage␣ストレージ名
- ストレージ名
-
データを確認したいストレージの名前
データを併合する
ターゲットとデータを併合する
data␣merge␣entity␣ターゲット␣{併合するデータ}
- ターゲット
-
NBTデータを付与したいターゲット
- 併合するデータ
-
ターゲットに併合したいNBTデータ
ブロックとデータを併合する
data␣merge␣block␣X座標␣Y座標␣Z座標␣{併合するデータ}
- X座標
-
データを併合したいブロックが設置されている座標(X座標)
- Y座標
-
データを併合したいブロックが設置されている座標(Y座標)
- Z座標
-
データを併合したいブロックが設置されている座標(Z座標)
- 併合するデータ
-
ブロックに併合したいNBTデータ
ストレージとデータを併合する
data␣merge␣storage␣ストレージ名␣{併合するデータ}
- ストレージ名
-
データを付与したいストレージの名前
- 併合するデータ
-
ストレージに併合したいNBTデータ
データを変更する(リスト追加・リスト置き換え・併合)
ターゲットのデータを変更する
data␣modify␣entity␣ターゲット␣変更先データ名␣変更内容␣value␣変更データ
- ターゲット
-
NBTデータを削除したいターゲット
- 変更先データ名
-
変更したいNBTデータ(リスト)の名前
※{test:[]}というNBTデータを変更するときは「test」と指定する
- 変更内容
-
変更先データに対して実施する変更内容
コマンド 説明 prepend リストの最初に追加する append リストの最後に追加する insert 指定した位置に追加する
(「insert 0」→1番目に挿入する、「insert 10」→10番目に挿入する)merge データを併合する set リストの中身を書き換える - 変更データ
-
変更するNBTデータ
ブロックにデータを追加する
data␣modify␣block␣X座標␣Y座標␣Z座標␣挿入先データ名␣追加位置␣value␣挿入データ
- X座標
-
データを削除したいブロックが設置されている座標(X座標)
- Y座標
-
データを削除したいブロックが設置されている座標(Y座標)
- Z座標
-
データを削除したいブロックが設置されている座標(Z座標)
- 変更先データ名
-
変更先データに対して実施する変更内容
※{test:[]}というNBTデータを変更するときは「test」と指定する
- 変更内容
-
変更先データに対して実施する変更内容
コマンド 説明 prepend リストの最初に追加する append リストの最後に追加する insert 指定した位置に追加する
(「insert 0」→1番目に挿入する、「insert 10」→10番目に挿入する)merge データを併合する set リストの中身を書き換える - 変更データ
-
変更するNBTデータ
ストレージのデータを追加する
data␣remove␣storage␣ストレージ名␣変更先データ名␣変更位置␣value␣変更データ
- ストレージ名
-
データを付与したいストレージの名前
- 変更先データ名
-
変更したいNBTデータの名前
※{test:aaa}というNBTデータを変更するときは「test」と指定する
- 変更内容
-
変更先データに対して実施する変更内容
コマンド 説明 prepend リストの最初に追加する append リストの最後に追加する insert 指定した位置に追加する
(「insert 0」→1番目に挿入する、「insert 10」→10番目に挿入する)merge データを併合する set リストの中身を書き換える - 変更データ
-
変更するNBTデータ
データを削除する
ターゲットのデータを削除する
data␣remove␣entity␣ターゲット␣削除するデータ名
- ターゲット
-
NBTデータを削除したいターゲット
- 削除するデータ名
-
削除したいNBTデータの名前
※{test:aaa}というNBTデータを削除するときは「test」と指定する
ブロックのデータを削除する
data␣remove␣block␣X座標␣Y座標␣Z座標␣削除するデータ名
- X座標
-
データを削除したいブロックが設置されている座標(X座標)
- Y座標
-
データを削除したいブロックが設置されている座標(Y座標)
- Z座標
-
データを削除したいブロックが設置されている座標(Z座標)
- 削除するデータ名
-
削除したいNBTデータの名前
※{test:aaa}というNBTデータを削除するときは「test」と指定する
ストレージのデータを削除する
data␣remove␣storage␣ストレージ名␣削除するデータ名
- ストレージ名
-
データを付与したいストレージの名前
- 削除するデータ名
-
削除したいNBTデータの名前
※{test:aaa}というNBTデータを削除するときは「test」と指定する
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