この記事では画面上部にゲージを表示できるコマンド「bossbar」コマンドの使用方法を紹介します。
画面上部にゲージを表示できる
各プレイヤーのゲーム画面中央上部に、ゲージ(通称「ボスバー」)を表示することができます。対象のHPだけでなく、制限時間も設定できるので、ゲーム作成時にはかなり使えるコマンドとなっています。
コマンドの使い方
ボスバー(ゲージ)の基本操作
ボスバーを生成する(表示ではない)
bossbar␣add␣ボスバーID␣ボスバー表示名
- ボスバーID
-
ボスバーを識別するための任意のID
- ボスバー表示
-
ボスバー表示時の表示名(JSON形式での記載が可能)
作成済みのボスバー一覧を表示する
bossbar␣list
ボスバーを削除する
bossbar␣remove␣ボスバーID
- ボスバーID
-
削除したいボスバーID
ボスバーを誰に表示するかを指定する
bossbar␣set␣ボスバーID␣ターゲット
- ボスバーID
-
表示したいボスバーのID
- ターゲット
-
ボスバーを表示したいターゲット(プレイヤー)
ボスバーの表示名を変更・設定する
bossbar␣set␣ボスバーID␣name␣ボスバー名
- ボスバーID
-
表示したいボスバーのID
- ボスバー名
-
変更したい(変更後の)ボスバー名
ボスバーの表示名とバーの色を変更・設定する
bossbar␣set␣ボスバーID␣color␣カラー
- ボスバーID
-
色を変更したいボスバーのID
- カラー
-
変更したい(変更後の)色
※JSON形式で色を指定している場合は動作しない
ボスバーのスタイルを変更・設定する
bossbar␣set␣ボスバーID␣style␣スタイル
- ボスバーID
-
スタイルを変更したいボスバーのID
- スタイル
-
変更したい(変更後の)スタイル。スタイルが違うとセグメントの数が違い「notched_6」「notched_10」「notched_12」「notched_20」「progress」を指定できる。(「progress」はセグメント1つ)
ボスバーの(現在の)値を変更・設定する
bossbar␣set␣ボスバーID␣value␣値
- ボスバーID
-
現在の数値を変更したいボスバーのID
- 値
-
変更したい(変更後の)数値
ボスバーの最大値を変更・設定する
bossbar␣set␣ボスバーID␣max␣値
- ボスバーID
-
現在の数値を変更したいボスバーのID
- 値
-
変更したい(変更後の)最大値
ボスバーの表示・非表示を切り替える
bossbar␣set␣ボスバーID␣visible␣表示非表示
- ボスバーID
-
表示/非表示を変更したいボスバーのID
- 表示非表示
-
ボスバーを表示するか否かのフラグ(「true」→表示、「false」→非表示)
※デフォルトは「true」
ボスバーの現在の状況を取得する(集計値も含む)
bossbar␣get␣ボスバーID␣取得値
- ボスバーID
-
現在の値(または集計値)を取得したいボスバーのID
- 取得値
-
どの様な値を取得したいかを指定。
コマンド 説明 max ボスバーの最大値 players ボスバーが表示されているターゲット(プレイヤー)の数 value ボスバーの数値 visible ボスバーが表示されているか否か(「表示」→1,「非表示」→0)
使用例
ボス戦の残りHPをゲージで表示
マイクラでもエンダードラゴンのようなボスには、残りHPが画面上部に表示されます。ボス戦をイメージしたゲームを作りたいときは、「bossbar」コマンドを使って、よりボス戦感を出してみましょう!
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