マインクラフトでModを作成するとき、事前準備が必要です。この記事では、その手順をざっと紹介しますので、Mod作成に興味をお持ちの方はこちらをご覧いただきぜひ設定していただけると嬉しいです。
※本記事はマイクラのバージョン「1.18.2」を対象としていますが、Forgeのダウンロードバージョンを変更すれば「1.19.3」でも環境作成は可能になります。
構築方法
Forgeというのは、自信が作成したカスタマイズをマイクラに反映させることのできるツールになっています。公式サイトからForgeをインストールして、使えるように設定しましょう。
手順①
Forge公式サイトを開き、「Download Recommended」の右下にある「Mdk」をクリックしてください。
※「Download Latest」が最新版ではあるが、安定稼働するかに懸念があるため、「Download Recommended」に極力しましょう。
手順②
FORGEのダウンロードページが表示されますので、画面右上の「SKIP」を押下してダウンロードを開始してください。
手順③
ダウンロードしたzipファイルを解凍して任意の場所に設置しましょう。解答したフォルダごとに、Modを作成する形となるため、「Mods」というフォルダを作成して、その中に回答したフォルダをお好きなModの名前に変更して配置すると使いやすいと思います。
※ちなみに私はCドライブ直下に「Mods」フォルダを配置しております。
プログラミングを行う上で便利な機能を持つテキストエディタはいくつかあります。特にマインクラフトのプログラミングについては「Ecliple」と「IntelliJ IDEA」の2つがメジャーなので、こちらの内「IntelliJ IDEA」を利用していきます。STEP2ではこの「IntelliJ IDEA」をインストールしましょう。
手順①
IntelliJ IDEAダウンロードページに遷移、Community Editionの「ダウンロード」ボタンを押下して、インストール用の「exe」ファイルをダウンロードしましょう。
手順②
ダウンロードした「exe」ファイルを開き、設定は基本そのままで「Next>」や「Install」を押下して、インストールを完了させましょう。
STEP2までに必要なツールのインストールはすべて終わったので、STEP3以降は「IntelliJ IDEA」の設定を整えて、デバッグができるようにします。まずSTEP3では、操作しやすいように日本語化を行います。
手順①
STEP2でインストールした「IntelliJ IDEA」を起動しましょう。
手順②
「Plugins」メニュー>Marketplaceの順に選択して「japanese language pack」で検索すると、「Japanese Language Pack / 日本語言語パック」が検索結果画面に表示されます。あとは「Install」ボタンを押下ししてインストールを完了させましょう。これで日本語化は完了です。
手順①
もう一度「IntelliJ IDEA」のトップページを開き「開く」(Open)を押下しましょう。
※すでにForgeで作成済みのフォルダを開くため、新規作成はしないことに注意ください。
手順②
STEP①で解答したフォルダ(リネーム済み)を選択して「OK」を押下しましょう。
手順③
下記のようなダイアログが表示されるので「プロジェクトを信頼」を押下しましょう。これでプロジェクトの作成は完了となります。
手順①
「IntelliJ IDEA」を起動して、STEP①で解答したフォルダ(リネーム済み)が開かれている状態にしましょう。
手順②
メニューから「ファイル」>「プロジェクト構造」の順に選択する。
手順③
プロジェクトを選択して、下記のように変更して「OK」を押下しましょう。
- SDK
-
「temurin-17」に変更する
- 言語レベル(L)
-
「SDK デフォルト」に変更する
SDKに「temurin-17」が表示されない方はこちらをご覧ください
SDKの右にある「▼」から「SDKの追加」>「JDKのダウンロード」の順番に選択してください。
すると、さらにダイアログが表示されるので、バージョンは「17」、ベンダーは「Eclipse Temurin」を選択して「ダウンロード」を押下しましょう。これで「Temurin17」が選択できるようになります。
手順④
メニューから「ファイル」>「設定」の順に選択してください。
手順⑤
「ビルド、実行、デプロイ」>「ビルドツール」>「Gradle」を開き「Gradle JVM」を「プロジェクト SDK temurin-17」に変更して「OK」を押下しましょう。
※これが完了すると下記のように、勝手にダウンロードが開始されるので、右下を確認して処理が終わるのを待ちましょう
手順④
右端にある「Grade」クリックすると右側に新しく「Gradle」というウィンドウが開かれます。すると、「IntelliJ IDEA」で開いているフォルダが表示されるので、「Task」>「forgegradle runs」の順番に開き、「genIntellijRuns」をダブルクリックして実行しましょう。
すると、また処理が実行されますので、画面下のログに「BUILD SUCCESSFUL in 〇〇s」と表示されるまで待ちましょう。これですべての設定準備が完了となります。
デバッグ手順
ではデバッグするための環境設定は終わったので、実際にデバッグをしてみましょう。
作業は簡単、右上のドリルダウンを「runClient」に変更して隣の「▶」を押下するだけで、デバッグが開始されます。
特に問題がなければ、勝手にJava版マインクラフトが開かれるので、トップ画面右下にForgeの項目が表示されていれば、問題なく、プログラミングが反映されていることになります。
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