こんな方は多いはず。しかし、そんな顔出ししないと、画面映えがしないのも事実・・・。。
そんな方のためにあるのが自身のアバターを表示させて、ゲーム実況するvTuberという存在です。
この記事では、「絵心がない」という方でも、簡単に自身のアバターを作成して早ければ今日の配信からアバターを使ってゲーム実況できる方法を紹介します。
この記事がおすすめの方
・vTuberになりたいがアバター作りが大変そうでやっていない方
・絵心がないのでキャラデザインができない方
・1秒でも早くvTuberとしてデビューしたい方
デザインをこらなければ意外とアバターづくりは簡単
あなたはvTuberとしてゲーム実況する準備で、一番大変だと思うことは何だと思いますか?
この答えはまちまちだと思いますが「vTuberのアバター作り」と答える方は多いと思います。
それはなぜかというと、アバター作りは「絵心がなくてキャラクタデザインができない」「キャラクターを動かす設定が大変そう」というイメージが先行して、やらず嫌いになってしまうからです。
実際、私も今までアバター作りから目を背けて半年間アバターなしでゲーム実況をしてきました。
しかし、このままではだめだと思い、キャラデザインをしないアバター作りを調べてみたところ、なんと半日でアバターを作ることができました。
この理由の大きな要因は、ゲーム実況へのハードルが低くなり、挑戦する人が増えた今、vTuberになるために必要な作業を簡単にするツールが増えたことにあるかと思います。
もちろん、オリジナリティーが高く、細かいキャラデザインがしたいという場合は、難しいですが、ゲームのキャラメイクのように簡単にアバターを作って自分の動きに合わせて動かすのは簡単で、数時間でアバターを準備して配信することも可能となりました。
今回のゴールと前提条件
この記事は、すでにゲーム実況をしている方が、vTuberとしてデビューできるようになるための方法を紹介するため、ゴールと前提条件は次の通りとしています。
もし、やりたいことと差異があるということであれば、あなたの目的・環境に合わせてカスタマイズしていただけると幸いです。
この前提条件とゴール
まずはこの記事のゴールと前提条件を設定します。この記事は、vTuberのアバターを作って配信や動画に載せることを主題としているため、ゲーム実況はすでにできていることを前提といたします。
【ゴール】
vTube用のアバターを作成して配信画面に載せること
【前提条件】
OBSを使ってゲーム実況をしたことがある(実況する準備ができている)
ここで作成したものを配信すれば次のようになります。
具体的な手順
ここから、具体的な手順を紹介していきます。
①アバターのキャラデザをしよう
まずは、アバターのキャラクターデザインをしていきましょう。
キャラクターデザインと聞くと「絵をかくのは苦手(汗)」と心配になる方もいるかと思いますが、ゲームのキャラデザみたいに、パーツの選択・スライドで作れるので、安心してください。
それでは早速やっていきましょう
アバター作成ソフト「VRoid Studio」をダウンロード
今回使用するツールは「VRoid Studio」です。
まずは、こちらからソフトをダウンロードしましょう。
アバターの新規作成を開始する
インストールしたVRoidを開いくと、モデルの選択画面が表示されるので、「新規作成」を選択してください。
アバターをキャラデザインする
「性別選択」をした後に、細かいキャラクターデザイン画面が表示されるので、自身で好きなようにカスタマイズしていきましょう。
作成したアバターを「vrm」ファイルで出力する
キャラクターデザインに納得いったら、作成したキャラクターを「vrm」ファイルで出力しましょう。
「画面右上のエクスポートアイコンをクリック」>「VRMエクスポート」から出力できるので、下記を参考に出力してください。
これで、アバターのキャラクターデザインは完了です。
(意外と簡単でしょ?)
②アバターを自身の動きに合わせる
①でアバターが作成できましたので、続いて、このアバターがあなたの動きに合わせて動くように設定していきましょう。
ちゃんとした外付けのカメラがなくても、PC内臓のカメラで十分アバターはあなたに連動して動きますので安心してくださいね!
「3tene」をインストール
アバターをカメラと連動させて表示することのできるソフト「3tene」を使用します。
こちらからインストールしましょう。
「3tene」を開いて、①で作ったアバターを読み込む
インストールした「3tene」を起動して、「①アバターのキャラデザをしよう」で作成したファイルを読み込んでください。
上半身が映るように画角各調整する
表示されたアバターは全身表示となっているので、配信に載せるアングルになるように、位置や大きさを調整しましょう。
・ズームイン・ズームアウト
マウススクロールでズームイン・ズームアウトできます。
・平行移動
「平行移動」のアイコンをクリックして、アバターをドラッグ&ドロップすることで縦横自由に移動できます。
・回転移動
「回転移動」のアイコンをクリックして、アバターをドラッグ&ドロップすることで回転移動できます。
実際の動きとアバターを連動設定する
まだ、現時点ではあなたの動きとアバターの動きは連動していません。
連動させるためには、上半身の位置を捉えるカメラの連動と口の動きを捉える音声の連動が必要となります。
①リップシンクを音量にする
口の連動は映像を使ったものと音量を使ったものがあります。どちらでもよいのですが、映像では精度が落ちるので、音量を使ってリップシンクするように設定しましょう。
②カメラ・音声を連動する
実際にアバターとあなたの表情を連動させていきましょう。
以上で、アバターの連動設定は以上となります。
実際にカメラを前に動いてみたりしゃべってみて、連動できているかご確認ください。
背景を緑色にする
グリーンバックを利用することで配信を表示するときに背景無しでアバター本体のみを表示することが可能となりますので、背景を黄緑色に変更しましょう。
設定情報を保存しておく(2回目以降開くときのために)
アバターの連動設定は上記で終わりなのですが、毎回この設定するのは大変なので、カメラ位置をあらかじめ保存しておきましょう。これにより、配信準備が少し楽になります。
※「読み込む」を推すことで保存したカメラアングルにすることが可能となります。
③作成したアバターを配信画面に載せる
②までの作業でアバター準備はすべて終了しましたので、最後に作成したアバターを配信に載せましょう。
【事前作業】3teneとOBSを開く
3teneの表示をそのままOBSで表示させるため、OBSと3teneを開き、3teneはお好きなアングル、カメラ・音声の連動を済ませておきましょう。
アバター画面に表示する
下記を参考に3teneの画面を動画の画面に表示させましょう。
表示枠のサイズと位置を調整する
アバターが大きいと思うので、大きさ・3teneの表示範囲・位置を調整しましょう。
新規作成ソースを選択すると、アバターのウィンドウに赤色の枠が表示されます。
その状態で、下記の方法を使って、好きなように調整しましょう。
・大きさ変更
赤枠の四つ角と各辺の真ん中にあるにある「■」をドラッグアンドドロップすることで大きさを変更できます。
・3tene表示範囲変更「トリミング」
赤枠の四つ角と各辺の真ん中にあるにある「■」を「alt」を押しながらドラッグ&ドロップすることで3teneのウィンドウの表示したくない部分を取り除く(トリミング)ができます。
・位置変更
3tene表示部分の中央をドラッグ&ドロップすることで位置を変更することができます。
背景を透過させる
今のままでは背景が黄緑色のため、黄緑色を透過させて、背景を消しましょう。
以上で、設定はすべて完了です。
後は、「配信開始」「録画開始」などを使って、実際にライブ配信や、動画投稿をやっていきましょう!!
vTuberでブイブイ言わせていきましょう!
いかがでしたでしょうか?
おそらく今回した方法は、早い人であれば1~2時間程度でできたと思います。
もちろん、より個性のあるアバターを作りたいということであれば、もっともっと凝ることができます。
ただ、それをやるには、デザインやツールの使い方の勉強をする必要があるので、今回作ったアバターに不満が出てきたら、自身で勉強したり、ココナラで依頼したりして、チャンネルやあなたに合ったアバターを作ってみたくださいね。
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